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ファーストアルバム「いちじく」解剖作業vol.6

こんにちは。
シンガーソングライター のSETAです。

本日は、ファーストアルバム「いちじく」の六曲目に収録されています「First Boy」の作成秘話をお話しします。聴いたことがないよ!という方、こちらで試聴の上お読みください。

この「First Boy」は
わたしにとって特別な曲です。

どう特別かといいますと
まず、わたしが音楽業界に入った理由をお話ししなくてはなりません。

わたしが、この業界に入るきっかけになったのは「初恋の終わり」です。初恋…といいましても、小学校の頃遠くから眺めるだけの恋は除外しています。つまり、ズブズブになる程のめり込んだ初めての恋、を初恋と呼んでいるのです。

そんな恋が、高校一年の春
わたしの元へやってきました。

そうして、めでたく両思いになれて
順風満帆な高校生活をスタートできた、と
思っておりました。

ですが、恋というものは
甘いだけではありません。
結果としてわたしの人生で
最も最高で、最も最低な恋が
この初恋となりました。

曲を作る、という面でも
それは大きな刺激をくれました。
あまり気持ちをストレートに表現できる人ではなかった彼が、わたしに気持ちを伝える時「この曲を聴いて」とラッドウィンプスの曲を聴かせてくれたり、それに対してわたしは曲を作って聴かせたり…そういう今思えばプラトニックなやり取りの中で作曲のやり方を体で覚えていきました。

ですが、この恋は最後
何が何だかわからないほどグチャリと
終わりました。

その時「彼のために曲を書いてきたのだからもうわたしは曲を作る必要も歌う必要もない」と思い、彼にそのまま伝えました。すると、彼はこういったわけです。

「歌うのだけはやめないで。」

そう言われたわたしは「歌うのをやめないためには………仕事にするしかない!」と純粋に思いつきます。反対する親を説得してある会社にデモテープを送ることを許してもらいました。

ここからは、みなさんの予想通り。
そのデモテープをきっかけに「声がいいですね」とある会社から電話をいただき、東京でライブをして…………と、バタバタと目まぐるしく時が経ち、この業界に入ることとなりました。

この曲は、ある意味最も透き通った気持ちで過ごしていた18歳の頃の曲です。正直、今こんなに綺麗で真っ白な曲………書けない。笑

しかも、恐ろしいことにこの曲は
高校の中庭で堂々と彼に向けて歌っていました。
引きこもりで根暗な体質は今と変わりませんが、高校デビューをしたわたしはかなり弾けていたし、大胆で、怖いもの知らずな小娘だったんですね( 白目 )。

そういった意味でも
一点の曇りなく、この曲は「初恋の曲」です。

今でもこの曲を歌うと
思い出すのは岡山の地元の風景と
初恋のあの甘酸っぱさ。
そして、ほんの少しの後悔。

恋のフレッシュな思いをぎゅっと詰め込んで、圧縮して、保存した、そんな特別な曲なのです。

奇遇なのは、今の事務所に入るきっかけになったのもこの「First Boy」。この曲を作った当時は、想像もしなかった人たちと場所に出会わせてくれたこの曲に感謝しつつ、この曲を超えるフレッシュソングをいつか書けるよう頑張ろうとおもいます。

超えるべき壁は自分なんだなぁ。。。( 心の声 )

以上!ファーストアルバム「いちじく」より「First Boy」の解剖作業でした!

SETA


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SETA 公式note

singer "song & novel" writer  岡山生まれ 本の虫

SETAの日々煩い

エッセイ、読書感想 etc.
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