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害虫ポリス

クモは殺したらダメだよ、悪い虫を食べてくれる益虫だから。

子供の頃、そう教えられたから
わたしは、クモを殺さない。

もちろん、蚊は直ちに潰すし
ゴキブリには、躊躇なくスプレーをかける。
アリは、見つけたら踏まないけれど
きっと気づかずに時々踏んでいる。

だけれど、クモは特別だ。
益虫として活躍している場面はみた事がないけれど、彼らは小さな害虫ポリスなのだ。

だから、机に現れたら仕事を中断して
ノートの上を横断するのを見守るし
お風呂掃除の時、突然飛び出してきたら
クモが安全な場所に避難するまで
シャワーを止めて待っている。

今朝、歯磨きをしていたら
洗面台を我が物顔で
小さなクモと大きなクモが
連れ立って歩いていった。

「きっと我が家は、
近い将来「クモ王国」になるな。」
そう口に出したら笑えてきて
クモ王国開国まで、クモの平和を
引き続き守る事を決めたのでした。


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singer "song & novel" writer 岡山生まれ 本の虫

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