SETA 公式note
2021/03/09 20:14
花壇の花を全部抜いて君は言ったね「これで、世話しなくて済む」って金木犀の残り香だけが亡霊みたいに漂っていた横断歩道を渡れなかったわたしの横を右手を上げて君は渡っていくその後ろを歩いていれば安全な気がしていたんだいつも正しいを決めるのは君だったいつもわたしを見下ろす君だったそして、時が経ち君が抜いた花壇にポツンと抵抗するように咲くタンポポもっと咲けばいい何度も抜
2021/03/04 20:01
Yo!西日に焼かれたビルの輝き恋に敗れたわたしに厳しい彼に最後に言ってやりたい夢見る前にバイトしろだけど言えるはずもなかった夢見る彼がすきだった同じような男ばっか同じようなクズばっか同じような夢ばっか性懲りも無く繰り返すわたしは来世に期待しようYo!わたしの財布は彼の財布わたしの投資彼を信じた当時2人の未来のためだと信じてた信じたいわたしのためだった同じよ