SETAの日々煩い

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妄想日記「二番か三番目のわたし」その2

「なんか、勝手にそこらへんでくつろいでてー」部屋に入るとお姉さんが言った。入ってすぐ横が台所、廊下の先がワンルーム。当たり前ながら、彼の部屋と同じ間取りでホッとする。迷うことなく、廊下を進むと部屋の真ん中に小さな机が置いてあった。その下には、毛の長いふわふわのラグが敷かれている。私は、机の上におでんを置き、ラグにそっと座った。後からやってきたお姉さんの両手には、マグカップが握られている。「いや、お

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