SETAの日々煩い

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自分に似た人から学ぶ。

鏡の前には毎日最低一回は立つ。

顔を洗った後
メイクをする時
歯磨きで奥歯がちゃんと磨けているか確認する時。

それでも、鏡は正確には私を映し出してくれない。友達の前で笑い転げる私を鏡で見ても「いやいや、もっと楽しかったんだよ」となるし、大事な打ち合わせの前に鏡の前で自分の顔を見ると「もっと本当は緊張しているのに」と思う。兎にも角にも、鏡は自分が思っている以上に外見しか映さない。

先日、友達の

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憧れの人

思い返すと、私の友達は
大胆な人間が多い。

例えば、バイトから部屋に帰ると
お風呂上がりで暑かったのか
裸の女子二人が待っていた時は

「えええええええええ!」
( ここは、エロ館か! )
となったし

居酒屋に行くと、米が好きだからと
友達がチャーハンをおかずに白米を頼んだ時は

「えええええええええ!」
( チャーハンも米だろ! )
となった。

兎にも角にも、私の友達は
周りの目などを気に

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ひとりっこ

新しい街にやってきた。
でも、ほとんど何も変わらない。

新しい学校からの帰り道。家まで続く歩き慣れない長い坂を焦らしながら登る。
「なんて報告しようか」頭の中はそればかりで重かった。

「普通だったよ」と
クールに決めることもできるし
「なかなか良かったよ」と
喜ばせることもできる。

いつからだろうか。
本当のことを話すほうが苦しくなったのは。

悲しませたくなく それが悲しい
期待されていた

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